ブームタウン・ラッツ<時計仕掛けのごとく>
少年少女失踪事件を羽原健太郎が追う。
羽原、白渡須奈緒を探し当てる。
↑半月前
ブギーポップと炎の魔女、爆発したビルにて会う
羽原健太郎……凪のサポートに当たる。街から、問題を抱えた少年少女が失踪したり、転出している。痕跡があまりにも残らないために失踪としても不自然な為に調査する。白渡やブームキャットと話す中で 統和機構の監査官サイドキックと名乗る。むろん、口から出まかせ、相手が勝手に想像したものに乗っかった嘘である。
白渡須奈緒……親に捨てられたところをポゼストリー計画にて拾われる。生い立ちや親を探すかどうかの言葉が同じだったところにレインは類似性を見ている。<ラビット・ラン>の能力の所有者。能力によりパンパラッサを配下にする。
<ラビット・ラン>……白渡須奈緒の能力。能力超しに見える世界は通常の人間とは異なる。二重三重にぶれて視える。視えるぶれを操作されると白渡に配下となる。
パンパラッサ……戦闘用合成人間の一人。レインよりは立場は弱い。ポゼストリー計画ではレインのサポートにあたり、レインに不審な点があれば即時システムに報告するように言われている。能力は生体波動を放ち、任意の場所を破壊し爆発させることが出来る。物体だけでなく、空気も可能であり衝撃波として放つことも出来る。
レイン……レイン・オン・フライデイ。九連内朱巳ともいう。ポゼストリー計画責任者。
ポゼストリー計画……救う。恩を売る。どうしようもない奴らを拾い上げる。MPLSのような人類の進化系ともいえる人類は、過酷な環境下に対抗すべく生まれるのではないかの考えから、過酷な環境を無くしMPLS予備軍となるものを保護している。発案者のレインは自身の幼児体験から孤児を救うために行っている。前述のMPLS予備軍の保護は建前である。集められた子供を<ラビット>と呼んでいる。
NPスクール計画……既に能力を持ったMPLSを管理する塾のようなもの。能力を用いた模擬戦闘(デミタクティクス)を行ったり、アンプラグド狩り(MPLS能力者同士で能力者を倒すなり、味方に引き入れる)詳細はエンペロイダーを読んだ時に書く。
カチューシャ……戦闘用合成人間の一人。レインとは協力関係にある。ブームキャットがレインを狙っていることを知らせる。レインも背信行為すれすれをしているが、カチューシャも背信行為をしている。
ブームキャット……情報分析用合成人間。<デイジー・デイジー>、情報収集と分析に優れている。戦闘用としても十分すぎるほどにパワーを持っている。元は改革派のミニマムについていたが、守旧勢力に肩入れしているが、加わっていた派閥が壊滅状態になりこの作中では半年以上経過している。かつて、国際的な人身売買組織を調査する中でラウンダバウトに協力を依頼する。ラウンダバウトの性格から人身売買のことが許せないだろうと読んだ罠だった。ラウンダバウトは失踪し、ブームキャットひとりが手柄を独占する。似たような手口でのし上がってきた。
<デイジー・デイジー>……ブームキャットの固有能力。情報収集と分析に優れ、攻撃にも使えるが殺すまで二十分かかり遅い。生体波動を打ち続けることによりカロリーの消耗が酷く、使い続けると空腹になる。
ブギーポップ……“その人が一番美しい時に、それ以上醜くなる前に殺してくれる死神がいる”。ブギーポップの口笛が聞こえると彼の領域に入ったことになる。
鈴森佑里子……ラビットの一人。本人はあまり自覚していないが、きらきらした粉のようのようなものが視える。
ラウンダバウト……合成人間の一人。元 統和機構の構成員。ブームキャットの策によりシステムから逃げる中で九連内朱巳に拾われ、彼女に忠誠を誓う。舌打ちで発する音により人を油断させる能力を持つ。
釘斗……某研究所にいる研究員。元気そう。
……ほんとなんでスクイーズいなんだろうな……。
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