リアタイで暑かったのでネタにするしかない

 全国夏日で、千条が暑さでダウン。

 伊佐に熱中症には気を付けてと緑茶のペットボトルを渡した瞬間に千条が倒れる。

 千条の顔はやや赤くなっていた。

 伊佐は慌てて千条を車の後部座席に寝かせる。体を冷やさない程度に車の中を冷やす。

 二人が通う病院に行き、すぐに釘斗に見てもらう。

 一時間ほどすると千条は顔の赤みもほどよくなくなり、意識を取り戻した。

 伊佐はガミガミと千条を叱る。千条はいつも他人(主に伊佐ばかり)気にかけて、自分のことは全く何もしない。

 千条は静かに聞いていたが、伊佐の説教が終わると、伊佐に気づかれないように微かに口角をあげてくすくす笑った。


 

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